大会を掴む 〜逸れました〜
キレやすい子供が増えたとよく聞きます。
子供達がストレスを溜め込みやすくなっているのでしょうか。
大人もまた子供に対しての接し方にストレスを感じやすくなっているのかもしれません。
大人は考えれば楽しようとするし、大変と思うし、焦るし、他を気にするし。
でも、子供にはそんなの関係ありません。
“教育は簡単にはいかない”っていう、昔からある常識の中で普通に育っているだけなのですから。
そこに子供はポツンと取り残されて、迷走している大人についていけていない気がします。
前回書いた“手を出させないように封じ込める”やり方なんて、マサに大人の都合ですよね。
公園で遊べなくなったり、怒ってもらえなくなったりと。
本来、物事の本質と疑問の間には、それを守ったり修正する大人がいなきゃ行けないのに、その大人がそれを見失い、手軽なほうへと舵を取れば、そりゃ子供は大人を、人を信用しなくなると思います。
「子供だから」って言い訳で甘やかせたり、「子供なのに」ってコトを忘れて、余裕のない接し方をしたりするのは、大人の甘えじゃないでしょうか。
大人の誤摩化しは子供にはまるっきり通用しません。
子供は単純に、伝わらなければ聞きません。
これは「子供が言うこと聞かない」のじゃなくて、大人が上手く伝えられていないんです。
「経験が少ないから、ある程度失敗しても仕方ない」ってコトや「経験を積めるようにチャレンジが大事」ってコトも子供に教えなくてはいけませんし、大人も再認識が必要です。
上手くやる自信がないのでしたらせめて「見て習え」って言えるくらいに大人も気を入れて生活すべきです。
真剣勝負で子供に挑んだらよいのです。
勝負ですから負けることだって当然あります。
上手く伝わらなかったら負けと言うことです。
ただ、こうやって大人も成長していけるんだと思います。
“見せる”のはなにも成功した姿だけではありません。
“失敗の仕方や使い方”を見せることをのほうがむしろ大事かもしれません。
大人は子供に対して上手くリードする余裕がないとダメですが、大人自身にも”間違える時もある”って余裕があったほうが自然だと思います。
みんな人間、間違えたり失敗する可能性はあるのですから。
さて、ここまで書いておいてなんですが、今回はこんなコト書くつもりはありませんでした。
あくまでも「大会を掴む」前回の続きを書こうと思いましたが、スタートから話が逸れて、そのまま脱線しっぱなしになってしまいました。
「失敗は必ずある」という事で・・・。
今度は、つづく。