2016 冬のオープン道場
小春日和に恵まれて、冬のオープン道場が開催されました。
学校行事などが重なり、いつもよりは少人数でしたが、10月に10周年を迎えた記念のオープン道場を無事に行えた事を嬉しく思います。
お越しくださった方々、参加した生徒達、ありがとうございます。
それでは、スタートです。
ただガムシャラなのではなく、意識して丁寧にこなす事が本当の一生懸命さだと思います。
気を使い正しい行動をとる練習は、出る時には出る、抑えるときは抑える、意識的に自分をコントロールする練習でもあるのです。
中級者はやることはわかっていながらも馴れとクセと向き合えるかどうか!?
上級はリーダーの意識、手本となり、それを自分の自信へと変えていくのです。
大人が子供に見せるべきは、例えば一生懸命取り組む姿勢だったり、失敗した次に取る正しい姿や行動など。自分が今まで経験して得た知恵を伝える事に価値があるのでは。
ちゃんと稽古していれば、そんな事はアサメシマエ!
体で理解しているのです。
互いに意識、刺激し合う上下関係は見ていて頼もしくもあり、気持ちが良いものです。
なんとなく、これが自然な教育環境のような気がします。
一つでも多くそして大きく、出来た可能生を広めるチャレンジ!
大人(リーダー)が一生懸命やればそれに子供はついてくる。
それが巡ってリーダーの自信、成長となるのです。
テイクダウン!
騒ついた空気をリーダ達ががキュッと締める。
このブレない安心感、強さはマサにリーダーです。
積み重ねた経験の強さ。
継続のチャレンジから掴んだ自信。
時間を掛けて積み上げた自信、だからこその意地があります。
時間を掛けて積み上げた自信、だからこその謙虚さが更にぶれない強さとなるのです。
一つ一つのチャンレジを疎かにすることなく、全てやりきる潔さ。
そこには、無条件の説得力と格好良さがあるのです。
そんな彼らに後押しされて、我々の気が入らないわけがありません!
エンディングは競争します。
誰が一番強く、速く、そして丁寧か!
オープン道場は、私と生徒のチャレンジであり、経験値を増やし、成長のキッカケにする場です。
同時に、日頃お世話になっている人へ成長を見せる事で感謝を伝える場でもあるのです。
毎度内容は変えていますが、同じような印象をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
ですが、だからこそ生徒の変化がわかりやすい、そう思っています。
子供の成長って、なんだかある程度の長い時間が経ち気がつくもの、なんてイメージがあるのかも。
時間の流れと一緒で、なんとなく”いつの間にかの出来事”にしてしまいそうで……。
確かに時間の流れに乗って成長する部分はあると思います。でも時間の経過の一瞬一瞬にはドラマがあり、成長する瞬間やキッカケは必ずそこにあるのです。
その一つ一つは小さな事かも知れませんが、それらに向き合い、成長という未知の世界に挑んでいる子供の姿があるのです。
期待と不安が入り乱れる中で、そんな未知との遭遇を親御さんも望んでいると思います。
ただ、小さな変化の積み重ねがなければ大きな変化もありません。
子が向き合っている事と成長のキッカケは小さな事です。
子供が今何と向き合っているのか、その課題を共有することは親御さんのチャレンジでもあるのです。
成長という未知の世界、だからこその不安があると思います。
でも、すぐに大きく成長出来るハズはありません。
そこは一先ず”課題に向き合っていれば良し”だと思いますよ。
それに対して”同じ方向を向いている”という事がどれだけ親子共の心の支えになるか。
チャンスがある限りお子さんの現状を見ることも結構楽しいかも知れませんよ!
さあ、今年も残り僅かです。
人それぞれ色んなドラマがありました。
皆、良い時も悪い時もあります。
良し悪しの流れがあるから自分と向き合え、成長出来るし面白みがあると思うのです。
大事なのはそのリズムを掴み素直に向き合えるかどうかだと思います。
残り数日で来年を迎えますが、ホント、憎たらしい程に時間が経つのは早いです。
ともすると、大きな事や上辺だけに目は向きがちですが、大事な事は小さくて、普通、というか素というか、基礎の中に詰まっていると思います。
次回のオープン道場は、来年4月を予定しておりますが、どんな変化が見られるか楽しみです。
ありがとうございました。
スペシャルサンクス
撮影:クマモト研究所
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