2017夏合宿/最終日
今朝も集合は5時半。
よく頑張ってくれたリーダー達。
小学生の上級者達は、合宿のリーダーを初めて体験しました。
失敗出来ない、逃げられないプレッシャーと向き合いました。
逃げられない立場をチャレンジするには勇気が必要です。
ですが、やってしまえば何てことはありません。
その”何てことはない”と言う事を、彼らリーダー達は経験上すでに知っているのです。
チャレンジすることに葛藤がない、それがリーダーの資質だと思います。
不安よりも得るものの方が大きい。
そう理解するには、彼らの様に経験を1つ1つ積み重ねれば良いのです。
未来のリーダー達はリーダーを見て、感じて、やがてリーダーに育っていくのです。
朝食を挟み、今年の合宿最後の稽古がスタートです。
全ての稽古が終了しました。
達成後の空腹感は何とも清々しいものです。
例年ですと、一度の合宿で味わえるのは、ハヤシライスかカレーのどちらか1つでした。
ですが、昨日のハヤシライスに続き、今日のメニューはカレーという贅沢。
11年の歴史で両方味わえるのは今回が初めてでした。
昨日同様に、箸とおかわりの列が止まらなくなったのは、言うまでもありません。
笑顔もポーズも”自信プラス”です。
落ち着き放つ最年長と、少し浮かれる最年少。
歴史と経験の流れが垣間見れる1枚です。
さて、今年は、夜の勉強会や稽古方法など、新たな取り組みの新たな合宿となりました。
合宿終了直後は「良かった」「来年も絶対くる」と言った嬉しい言葉が多く聞かれます。
ですが、これが来年、1年後にこの気持ちと感触を覚えているかといったら、それは難しいところです。
人間はすぐに忘れてしまいます。
合宿はたった3日間のドラマです。
人と人とが触れ合い、助け合い、競い合い、同じ課題に取り組む。
たったそれだけの3日間です。
でも、そこには個々それぞれの立場、プレッシャーや課題があり、無数のドラマが混在します。
良いことも悪いことも、そのドラマを受け止めて、向き合い、皆で共有する。
それが合宿の醍醐味ではないでしょうか。
ただ立ち止まっていても向き合うことは出来ません。
課題を知り向き合えるのは、チャレンジしている者のみが許されることです。
テレビと同じでドラマには流れがあり、その流れに乗らないとついてはいけません。
チャレンジしてドラマの流れに乗る。それが経験だと思います。
経験を積むとはドラマを積む、つまり様々な出来事と向き合うということです。
合宿は稽古こそ特別ですが、それ以外は普段の生活と何ら変わりはありません。
ただ、そこには常に目と目を合わせた自然な会話と表情があり、自然な意識があります。
助け合い励まし合うことも、競争したり時にはふざけ合うことも、全てが自然に行われるのです。
人と人とが自然に体験し感じ、思い合える教育の場が合宿だと思っています。
今年も良い経験が出来ました。
今の思いをどうか大切に、来年もまたチャレンジしてください。
終わり
追伸:こうして夏合宿が無事に、そして充実した3日間を過ごすことが出来るのも皆様の御陰です。
いつもスムーズにバスを手配してくださる、ニュー埼玉ツーリストの中島様
安全運転で快適なバスを提供してくださった、銀河鉄道株式会社様
いつも美味しい料理と充実した施設をご用意くださる、森の家 久野屋様
ご理解とご協力くださった保護者の皆様
そして、参加した生徒達
ありがとうございました。
ワールド大山空手東京練馬 高橋真次
TAGS: チャレンジ・夏合宿・感謝・教育・経験・自信・行動 | 2017/08/21
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