夏休みは刺激アリ
夏休み中はクラススケジュールを変えている。
結果、普段は一緒に出来ないメンバーと稽古することになる。
本来は、合宿や発表会等のイベントで皆が集まればそれは叶うこと。
ただ、イベントが出来ない現状に、このイレギュラークラスはとても貴重な機会となっている。
私自身、初級クラスに上級がいる心強さと感謝をとても感じている。
同時に、下級者がいるからこそ見えてくる改めての上級者の成長ぶり。
立派な姿には感心するばかりだ。
皆が皆新たな刺激を与え、受けている。
合宿でもそうだけど、特に上級者が下から受ける影響は大きい。
上級は完成度が高い。
加えて、殆どが小学高学年という年齢を考えても、態度やモノの考え方も大人しくまとまってくる。
技も型も上手いし呼吸も自然に出来る。
稽古の仕方を理解している。
でも、変化がない。
初級者が伸びしろの宝庫だとすると、上級は上手いからこその安定が無意識の内に成長を高止まりさせやすい。
自分の殻は成長と共に出来るものだし、作るべきと思う。
それだけでも立派なこと。
自分で作り上げた殻は、時として壁や鎧にもなるからだ。
安定は強さだし、素敵なこと。
殻にこもるという考えもあれば、打ち破るモノと捉える事も出来る。
殻を破った先にはまた新たな素晴らしい世界が広がっていることは確か。
ただ、それは本当に難しいコト。
ここは、ある意味私のチカラが試されているってこと。
今までそれをイベントに頼っていたところがある。
だから、今が新たな経験が出来るチャンスと思っている。
相手が後輩ともなれば尚更だ。
上級は下の子達がぶつかっている壁、動揺の原因、状況への心境を理解出来る。
過去に同じような経験をしてきているからに他ならない。
だから自信もある。
その自信が責任感や優しさになるんだと思う。
人は求められるのは嬉しいもの。
上級者だけでなく、皆には何かを人に伝えるチカラがある。
伝えるチカラがあるならば、求める人も必ずいる。
そう思う。
さあ、8月もあと10日。
残りの夏休み、全力で楽しんでほしい!
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