昔のリーダーが道場に来てくれました
季節の変わり目は天候が落ち着かないものです。
受験生とそのご家族の気持ちも同じだと思います。
さて、先日は昔の生徒が道場に遊びに来てくれました。
彼は小学生の間一緒に稽古していましたが、6年生の時に遠方へ引っ越していきました。
とても一生懸命稽古する子で、大会や合宿、それと当時行っていた「リトル内弟子」でもリーダーとして大活躍した生徒です
今でも鮮明に覚えているのは、引っ越し当日まで稽古して、稽古後にそのまま車に乗り込み引っ越していったということ。
車から手を振る彼の表情はまだまだあどけなさがありましたっけ。
あれから7年が経ちました。
彼は大学受験の為に上京することになったのです。
そんな忙しい中、わざわざ私に会いに来てくれました。
体は大きくなっていましたが、優しい雰囲気は彼そのものでした。
昔話や道場と彼の近況、それと素敵な夢も語ってくれました。
生徒の成長を見ることは私の最大の喜びのうちの一つですが、それは辞めていった生徒も同じです。
やっぱり一緒に稽古するってことは、立場の違いはあれど「成長」という目標は同じで、その分密度の濃い時間を共有しますからね。
さておき、彼の訪問は本当に嬉しかったです。
何となく、年度の終わりに花を添え、新年度に向けてのパワーを貰えることが出来た気がします。
来てくれて本当にありがとう。
応援しています。
道場から去っていく彼の姿は立派そのものでしたが、昔と変わらぬ優しさや温かさが背中から漂っている気がしました。
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