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自分を大事にする

これ、教育上とても大事なテーマだと思います。

一生懸命稽古している子供達を見ていると「どうかこのまま自分を大事に出来る人であり続けてくれー！」と願うばかりです。

これ、やっぱり「自信」が関わってくると思うんです。

それで、本当に必要な自信ってそんな大それたものではなくて、地味な事だと思います。

地味だからこそ意識しにくいし、ともすると見過ごされたりしますからね。

しっかり意識してそれに気づく訓練が必要だと思うんですよ。

自信って自分で掴むもの。

自分のチカラでそれなりの事をしてきた結果、掴めるものだと思います。

事実や課題と向き合うということ。

それは自分と向き合うということ。

自分を理解して特徴や課題を意識することは、自分の成長を実感出来る、成長に気付くことに繋がります。

素直に現状に目を向け、素直に課題を把握して、素直にそれと向き合う。

すると、何となく素直に成長した新たな現状に気が付くことが出来ると思います。

と、まあ、ホントに地味ですよね。

でも、地味だからこそ皆が取り掛かる事が出来るし、皆やれば出来るし。

自信の本質のところがそこに隠れているんじゃないかと。

何となく、自信って「凄いこと」「大それたこと」なんて思っている人もいると思います。

人から注目浴びないと気が済まないとか、迷惑な自己主張とかしちゃっている人もいますけど、それは違うと思います。

先ずは地味なこと一つ一つを大切に出来るかどうか。

そして、それを積み上げれば、やがて大きな成長と自信がその先には待っている。

マラソンで例えるなら、1キロって地味ですけれど、その1キロを大切に思うことが出来るかどうか。

そうこうしているウチに5キロ、10キロと距離が延びるたびに達成感や充実感が増すわけです。

それが自信だと思います。

更に距離を延ばせばやがてゴールが見えてきます。

そこまで来たところで安易に投げ出す人はいないでしょう。

それまで取り組んできた分、より丁寧に走り切ろうとするものです。

成長は嬉しい。

その分だけ人や環境に感謝出来るはず。

食事や物に対してもそうだと思いますが、感謝していれば物にも人も雑に扱うことは出来ませんよね。

自信や感謝は手っ取り早くマニュアルで、ってわけにもいきませんよね。

それに、地味だから興味をもったり注目を集めることもないでしょう。

だからこそ、ここは教育で地味に伝えていければ良いと思うし、地味に理解出来ればよいと思います。

では。