ステップ効果
空手の稽古とステップワークって何となく結びつかない人も多いと思う。
だけど、ステップワークなくして良い組手、技は成り立たない。
そもそも組手(戦い)は必ず動きのあるもの。
いくら正しい構えが出来たところ、動いてそれが崩れるのでは意味がない。
正しい構えから正しい技が生まれるわけだけど、正確には、正しい構えから正しいステップがあってはじめて正しく技を使いこなせる。
ステップの効果は正しい技の為にとどまらずに、ステップを有効的に使う事によって間合いや角度を活かす事も出来れば、相手を崩すことも可能だ。
我々の道場では、ステップは主に3種類が課題としてある。
それを、白帯から稽古を始めて次の青帯(8級)で勉強する。
白帯で何となく技や空手がどんなものかを感じたら、次は早速実践的というか現実的というか、私が言うのも何だけど、ホント、階級に対する課題の決め方が絶妙と、稽古をすればするほどに感じるところ。
これ、ウチ(ワールド大山空手)の特徴だし強み!
さておき、ウチの稽古で長く稽古する上での鍵になるのが青帯の課題。
青帯の課題が組手、空手のベースだからだ。
強くなることも、また黒帯を目指すにも青帯の課題を正確に身につけ、理解していると他の全ての要素や課題はそこからの応用ということに気が付く。
さて、そんなわけでステップワーク。
それをネットショッピングで例えるならば、商品が技でサイトから商品が手に届くまでの一連の流れが組手という事になる……。
ステップは配達する業者や配達員といなる、かな……。
様々な配達業者が混在する昨今だけど、それによって結構差があるのが事実。
組手もまた、ステップにより自ら構えを崩したり技を上手く使えていないケースは少なくない。
技を意識して追いかけるのは素晴らしい事。
追いかける先に「ステップ込み」になるとなお素晴らしい!
今日も軽快にガンバレ!!!
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