分かりやすさとステップアップしやすい指導法 | 板橋区 練馬区 中野区 国際大山空手道連盟東京練馬 | 東武東上線 東武練馬 上板橋 都営大江戸線 新江古田 西武池袋線 江古田

何をするにもすぐに答えが出る時代。

口コミや他人の評価もこっちの投げかけに対する回答という意味では答えだ。

それはそれで良いのだろうけど、ある意味、瞬発力の良い回答や正解して当たり前の空気感を持った世の中になりつつある気がするし、都合よく他人任せだったり他人頼りのところもある。

自分で開拓したりいちいち苦労なんてしなくてイイ。

確かに、先人の知恵に学ぶのは正攻法なのかもしれない。

失敗のリスクは減るだろうし、手っ取り早いのは魅力的。

ただ、そんな環境が当たり前になりそれに慣れてしまえば、挑戦や経験を積むことなんて面倒で退屈なものになってしまうんじゃないか。

時間を掛ける事や失敗を活かす事もそう、努力や我慢なんてそのうち過去の遺物のようにならないか。

なんて、季節同様にジメジメ思っている。

未経験の事や答えが出せないものには取っつき辛くなっている、というよりも、どう接したらよいか判らない。

そんな表情を見せる子供達が多くなった気がする。

時代なのか、それともコロナ禍で行動制限されてきたせいなのか。

そもそもそんなものなのかも知れないけれど。

ホント、余計なお世話かもしれないけど、失敗しにくい環境に慣れ過ぎると、失敗した自分を許す事も、また、他人を許す事もしづらくなるんじゃないかな。

人を頼りやすい反面、人を責めやすい環境になっていないか……。

人を頼る時と自分で決断する時。

バランスを保つのは難しい。

でも、何かあったら自分で判断して行動起こせた方が安全だろうし、自信を付けたいのは自分自身だし。

自分を大切に、自分を信じてとまでは言わなくても、自分でどうにかすることに魅力を感じて、他人を頼らなくても済む余裕は欲しい。