正しい顔
沖縄は梅雨明けしました。
東京はまだか。
この前なったばかりですからね……。
さて、道場は試合明けの開放感に包まれています。
梅雨明けを待ちわびている朝顔よりも一足先に、生徒は色とりどりの様々な顔を咲かせています。
晴れやかな表情が多いのは、殆どの生徒がチャンレジしたからです。
色んな理由でチャレンジ出来なかった生徒もいます。
チャンレジしなかった生徒もいます。
チャレンジ出来なかった生徒は、理由に胸を張り割り切れば良いのです。
チャレンジしなかった生徒は、そのウシロメタサを胸に刻み次のチャンスに活かせば良いのです。
兎に角、出来事に対して向き合い、各自が色々思ってくれたら良いと思います。
これは、社会や学校でも同じだと思います。
問題や出来事を気にして向き合う事で、周りへの理解が深まると共に、自分の為にすべきです。
試合に出たキッズはみんな「出て良かった」と言います。
聞くまでもなく、道場に入って来た時の表情や声でわかります。
当然ですが、勝った子も負けた子もいるわけです。
嬉しさも悔しさも全てが、この小さな道場の中に詰まっています。
かといって、勝って浮かれている子もいないし、負けて下を向く子もいません。
一生懸命稽古したからです。
終わった開放感で満たされているだけの子もいるようですが、それは経験が浅いだけのこと。
立派に経験の第一歩を踏みしめています。
後は継続の経験がモノを言うー。
続けることで、成長を認識する事は大事です。
また、停滞は停滞で、理解を示しそれに気が付く事が大事だと思います。
誰でも、どんな事でもある程度の成長を遂げると壁にぶつかる時期があります。
世の中なのか、物事なのか”そんなもん”ですよね。
一番ストレスが溜まる時期、だからこそ地に足付けて一番向き合わなきゃいけません。
成長したか、していないかのどちらの認識も、結局は継続のチャンレジから見えて来るものです。
成長に時間が掛かるのは、その分一生懸命取り組める時間が保証されたってことです。
その分の喜びや自信が得られるのですから、辛いけど、むしろ良いことでしょう。
悪いのは現状に目を背け向き合わないことです。
壁は「イヤな事」と同じで、乗り越えれば自信や成長になるのです。
つまり、チカラになるチャンスがそこにある、ってサインのようなもの。
それを逃したら、また壁にぶつかるまで頑張らなきゃならないのです。
そりゃメンドクサイですって。
どうせ面倒だったら潔く今勝負したほうが格好イイですしね。
今向き合わないから問題になるし、放っておくからオオゴトになるのです。
大会前の稽古では試合に出る出ない関係なく、普段よりちょっとキツい稽古を皆で向き合いました。
気付いたことを言い合い、励まし合い助け合う姿は実に潔く格好良いものでした。
「やっぱコレだね」と”正しい顔”を見せてくれる生徒に感謝です。
現状に決して背を向ける事なく、目を背ける事なく、今と向き合うことが大事だって何となく気付いてくれたら嬉しいです。
TAGS: 大会・感謝・成長・教育・生徒・稽古・経験 | 2016/06/18
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