2016 リトル内弟子 / 最終日
8月13日(土) 7:00am ランニング
今日は暑い。
でも、もう関係ありません。
最終日ですからね。
ランニングチャンピオンはリョウタロウ。
道場に戻り筋トレとストレッチ。
朝食を摂り掃除。
10:00am クラス
さあ、ここから立て続けに3クラス。
より強く
より速く
より正確に
意地張って
一つ一つ
もう一つ
1:00pm 終了
今日は暑かったですが、ラストスパートが掛かります。
気は入りやすいです。
でも、そこに至るまでのチャレンジがなければ「最後だから」とか「今まで頑張ったから」などチカラに変わる意識を持つことは出来ません。
しんどそうな事をちょっとプッシュして頑張れば、何となく過ぎてしまうかもしれない時間を大切に使えると思います。
ただ、体は正直で、頭の中だけでなく実際に経験した事でないと、前には進んでくれません。
時間は世の中のリーダーです。
ずーっと皆の先頭を走り、決して振り向くことも止まることもなくひたすら前に進みます。
“今、この瞬間”は瞬く間に”過去”となり蓄積されるのです。
その蓄積が、果たしてただ無意味に忘れ去られては、それは時間に置いてかれていると言うことです。
たとえそれが、逃げた後悔や、自信喪失の原因でも、過去を何かしら思うことがあるならば、一先ず良しとして、ここでチャレンジに転じない手はありません。
次に繋げることが出来る、つまり前に進んでいる、時間に乗っていると言うことです。
出来た事やチャレンジした実績を感じることが出来れば、自信に繋がり成長のキッカケになるのでは。
リトル内弟子は稽古に掃除、陶芸や英会話、食事や買い出しなど様々な場面を設けます。
それぞれのシチュエーションで気を使い行動をチャレンジすると、葛藤がやってきます。
そこで、前に出るのが内弟子です。
常にチャレンジすることで、出来た経験とチャレンジした自信で胸を張り、成長を実感することが出来るのです。
やがては、一つ一つを、その一瞬を雑に扱うことなく丁寧に過ごそうと意欲が湧くと思います。
手先や頭に頼っていたら人間は衰退します。
テクノロジーに甘える、とはそういう事です。
便利を求めるために進歩したテクノロジーですが、残念ながらそれを使いこなす為の教育を我々はすっかり忘れていたのです。
ここでチャレンジに転じない大人の甘えがもしあれば、それはあまりにも無責任ということです。
人間は先ず、体と気を使い、それから道具を使うのです。
やらなければいけないコトに楽も面倒もありません。
良い結果を求めて本番よりも厳しい鍛錬をするのは、スポーツでも入試でも、何でもそうでしょう。
やる事をやれるようにするには、それ以上の事と向き合えば良い、そう思います。
つまり、損得や、合う合わない、ではなくてチャンスがあれば経験を積む事が大事だと思うのです。
「やらない」事よりも「出来た」経験を増やすべきです。
「出来た」事が増えれば「やる事をやる」コトが自然に、普通になると思います。
リトル内弟子……
やる事は至ってシンプルですが、世の中が複雑だからこそ、シンプルな中に意味と拘りを持って挑むのです。
たった三日間ですが、今後の生活がより充実するようなヒントやキッカケになったと思います。
さて、今年も無事に充実したリトル内弟子が遂行出来ました。
ご支援くださった皆様、ご理解ご協力いただいた親御さん。
皆様のお陰です。
ありがとうございました。
リトル内弟子達、頑張った。ありがとう。