2012 秋のオープン道場
秋のオープン道場
毎回秋はジャパンカップの直前と言う事もあって、大会の選手が中心となって組手と型を披露する。
と言っても、前回夏も大会の直前だったな!!
まあ、選手中心になるのは仕方ないな。
先ずは組手から。
このオープン道場は大会の2週間前。
ちょっとキツい大会用の稽古を初めてから、選手はちょっと気持ちが逃げ気味になりそれが丁度回復する時期。
だから色んな生徒の顔を見る事が出来た。
勿論、大会に出場しない生徒も見せ場はある。
組手の後はちょっと気分転換に普段の稽古を披露した。
上級者が下の帯をリードする。
さあ、ココからは型に入る。
先ずは園児から。
小学低学年。
大人の演技が始まる。
ココ一ヶ月、自分と向き合い自分の可能性を見つけた自信は大きい。
上級キッズの棒の型。
彼らはあえて最も難しい型を選んだ。
それだけの価値は十分にある。
チャレンジは中学生も負けてはいない。
大人の上級者。
上級者故の弱点は慣れ。
慣れが壁となってなかなか抜け出せない中を、自分と向き合って克服して来た。
最後は自分が型(かた)をつけた。
が正直、選手の緊張感には及ばなかった。
やっぱりそれなりに稽古して披露しないといけない。
わかっているのに甘い。
この日から既に一週間が経ち、殆どの選手が稽古をやって来た自信からなる開き直りの表情になっている。
逃げなかった証拠。
さあ、後もう少し。
開き直れたら後は前に出るだけ。
本番まで今が一番気が入る。
何度も失敗している課題がそれぞれある。
それを諦めずに追い掛けてほしい。
そこで、本当にやり尽くした感を味わう事が出来ればシメたもんだ!
P.S.オープン道場は何故か雨の日が多くて困ったものですが、今回もまた雨でした。
しかしながら、沢山の方にお集り頂きまして誠にありがとうございました。
皆様のお陰で、我々は緊張を味わう事が出来て良い経験をさせて頂いております。
この経験がいつしか成長となって皆様に恩返しが出来る様に頑張って参りますので、よろしくお願い致します。
Special Thanks!
撮影:クマモト研究所