園児と小学生
今日は園児について。
私の道場では、基本的に4歳から入会出来ます。
”基本的に”とは、3歳の場合は体験させてみて稽古出来るかどうかを判断する、と言うことです。
3歳、4歳の子に理性を求めるには無理があります。
でも、なんとなく物事の良し悪しは判断出来ます。
たとえば「どちらが格好良い?」とか、ほんと単純なことです。
ですが、園児が”何となく思う”それは純粋な部分だと思うので、大事にしたいところです。
立ったり、座ったり、止まったり、返事が出来たり
勿論、技や立ち方が上手く出来たり、一生懸命出来たり……。
園児に出来ることは多々あります。
その機会をどんどん与えるのが私の役目だと思っています。
それに対する園児の反応により、褒めたり注意するわけですが
園児の場合、その”純粋な部分”を基準に、こちらが譲らずに接していきたいです。
それを瞬間瞬間その都度伝えた方がわかりやすいと思います。
全て直球勝負です。
私の道場では園児クラスは設けていません。
そりゃ、園児と小学生は分けた方がやり易いです。
でも、それは教える側の都合であり、競技のための空手ならともかく
教育として考えるなら、あまり合理的すぎるのもどうかと思います。
園児と小学生が互いを意識して気にした方が、何となく深みのある気遣いと
柔軟かつ繊細なものの見方が出来るような気がします。
ちょっと抽象的になってしまいましたが、今回はこれまで。
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