嫌と感じたらラッキーだ
夏本番、少し動いては汗だく。
私の場合、稽古が始まってしまえば、暑さは開き直れる要素のうちの1つです。
なので、嫌いではありません。
ただ、暑い日の移動は嫌です。
そんな中、道場はもうすぐ行われる大会に向けて、皆ハッスルしています。
同じ1つの大会なのに、捉え方は生徒それぞれです。
どうしても今の結果や高い質を求めがちですが、一番大事なのは現状を把握して、ベストを尽くそうとする事だと思います。
一生懸命さが自信に繋がるからです。
たとえ試合でたまたま勝ったとしても、それは”たまたま”と気づくべきです。
一生懸命稽古して負けたとしても、成長のための課題を見つけて、また一生懸命稽古すれば、自信を持って胸を張った生活が出来るのではないでしょうか。
「同じ大会に対して捉え方が違う」とは、継続の経験から得る課題が違うということです。
特に初心者や幼児は試合や組手自体がよくわからないまま大会当日を迎えるかも知れません。
ですが、今回の大会で得た経験は必ず次のチャンスにいきる
それに、長い継続の経験の出発点と考えたら”わけのわからない経験”もまた大切な1つの経験と言えるのではないでしょうか。
組手の稽古で、ちょっと足を蹴られて必要以上に痛がる生徒がいます。
学校で遊んで怪我をして落ち込んだ生徒もいました。
少し足が痛くてもまっすぐ立つことは出来るし、格好つけることは十分に出来ます。
怪我をしても同じで、痛かったり出来ないのは1つのことですが、出来ることは山ほどあるのです。
失敗や間違いは足を引っ張るためのものではなく、出来ることを発見する要素です。
これ、”ベストを尽くす=一生懸命さを自信にする”うえで重要だと思います。
更にそれが癖になれば、自分自身を必ず大切にすると思うのです。
嫌と感じたらラッキーだ!
そう継続の経験から思ってもらえたら良いですね。
酷く暑い夏、だからこそ格好つけていこうと思います。
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