こうして稽古は深くなっていく
道場では、来月3日に迫ったジャパンカップ(大会)に向けて少し追い込んだ稽古をしています。
組手も型も、生徒自身が自身の癖と向き合う恰好のチャンスと捉えています。
今現在の自身の状況と、それに対する課題を把握する素直さが必要ならば
それを追い求め、追い続ける頑固さも必要です。
ランクの違いを見ても、当然ながら上級者ほど癖があります。
稽古量がただ増えれば良いと言うものではありません。
ヘタをすると、それが悪い癖付けの稽古になってしまうリスクがあるからです。
空手ノートを毎回つけたり、継続の努力が出来るようになった生徒は、出来るからこそ、それが惰性になりやすいのです。
せっかく体を動かす(稽古出来る)才能があるのなら
そこは慎重に、少しの我慢と気遣いで丁寧に稽古して欲しいです。
面倒だからこそ、こうして稽古は深くなっていくのです。
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