元気100ばい肩とワキ
キンと冷たい空気が体を刺すようになりました。
手袋が呼んでいます。
本部のあるアラバマでは11月としては異例の雪が降ったそうです。
今年はどうなんだ?
東京の積雪量がふと気になりました。
腰やフトモモに”張り”を感じやすくなるのもこの時期ならではの事。
寒さに合わせて体が力みやすくなってきます。
さて、”力む”といえば肩、肩といえば力み。
肩に力は入りやすい。
超人ハルクのように肩を強張らせて稽古する生徒は沢山います。
空手は立ち方や何やら”型(決まり)”があります。
だからこそ「体に気を配りやすい」そんな長所が空手にはあると思っています。
面白いことに、無数の技や立ち方の中で、その大事なポイントって実は大体一緒なんです。
大事なポイントのうちの1つに”わき”があります。
稽古で10度は”わき”というワードが出てきます。
ひっそりと影に隠れていて地味な存在ですが、それくらい重要な箇所です。
生徒にはその答えを口うるさく言うものだから彼らは”わき”を意識します。
よく出来てるなーと思うのは、宝がなかなか見つからないのと同じで、
わきも実は意識してもなかなか使うことは難しい。
わきには大敵というか、立ちはだかる壁として肩の存在があるからです。
わきに力を入れようとするとすぐにそれが邪魔をします。
意識をすればするほどに無意識のうちに肩に力が入る。
本当は、答えをこちらが先に言わないで
生徒が稽古しながら探したり見つけた方が覚えやすいのかもしれません。
ただし、なんとなくそれは時代に反している気がします!?
ちょっと遠回りになるかも知れないし、ひょっとして近道かも知れません。
ただ、自信を持って言えるのは、どちらにせよ稽古しないと見えてこない、ということです。
肩は悪魔でわきは天使。
でも、肩があるからわきがある。
なんだか、アンパンマンとバイキンマンの”良好な関係”に似ています??
腰やフトモモが張りやすいのは歳とか季節の関係性で仕方ない。
無理に治そうとするのはそれこそ無理がある。
反抗的な私の”筋”も友人と思い、あまり信用せずに長く付き合っていこうと思います。
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