兄弟
兄弟で道場に通う子は少なくありません。
私の道場では、現在18組おります。
ありがたいことです。
私も兄がいます。
実は幼少期に2人で空手を習っていたことがありました。
おそらく私が3年生頃だったと思いますが、どうにも好きになれずに1年も続けませんでした。
その頃の空手の思い出といったら兄の存在があります。
私達兄弟が通っていた道場は2階建で2階が更衣室、1階が道場でした。
いつも兄と一緒に更衣室へ上がります。
ですが、いつも気付いた時には、兄は着替えを済ませ、下へ降りていました。
兄の着替えの速さに驚いたものです。
気付けば、空手だけではなくて兄は全ての行動をテキパキ素早く決めていました。
当時、宿題の作文題材にしたのを今でもよく覚えています。
「兄はすごい」なんて題名つけた記憶があります。
道場では、物事に対して一生懸命向き合う事を大事に稽古しています。
一生懸命稽古することで胸を張り自信をつけよう、ということです。
その中で、状況や周りを気に留める事が出来たら、競争や我慢もしやすいのではないか。
兄弟で意識し合うのもその1つだと思います。
稽古中、子供達によく「誰が一番格好良い?」とわざと聞くことがあります。
兄や姉がいる子のほとんどは、自分の兄弟を指差します。
なんとなく良い事だと思います。
TAGS: 感謝・稽古・行動・道場 | 2018/12/15
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