カオパンチ
上級のクラスでは顔面パンチの稽古をしている。
どうしても空手といえば”顔へのパンチは無い”
そんなイメージがあると思う。
でも、それはあくまでも試合のルール。
素手で戦うのが空手なら素手で顔を殴るのは危険
だから”パンチは首より下”ってルールが定められているだけのこと。
でも、顔や頭は大事。
空手を経験していて一番怖いのは「手による顔への攻撃はない」と覚えてしまうこと。
「そんなことはわかっている」
いやいや、体はそうはいくもんか。
頭で認識していても、体が”顔パンチない用”に癖付いていたら
先ず体はそっちに反応する。
とは言っても年がら年中顔パンチの稽古をしていたらやっぱりちょっと危険。
子供や中年同士で稽古させるわけにはいかない。
だから年に数度稽古することにしている。
たった数度の経験が”顔パンチない用”の癖つけを阻止出来たら良いと思う。
理想は、生徒が「顔にパンチが来るかもしれない」と常に意識して構えること。
大会用の構えが特別であってほしい。
TAGS: 構え・稽古・経験・道場 | 2018/12/26
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