オンライン稽古のススメ
世の中コロナでテンテコマイだというのに、いつも通り桜が咲き、そして散り、何も無いかのように梅雨はやってきました。
影響されるものもあれば全く気にしないこともある。
変わるものもあれば変わらないものもある。
空手はどうなのよ……??
なんだか色々考えさせられる今日この頃です。
オンライン稽古を始めて早一月が経ちました。
稽古には慣れましたが、システムの不具合などが起きるとお手上げです。
機械とはいえ所詮人が作ったものですからね、上手くいかないときもあるわけです。
さて、オンライン稽古の難しさといえば、稽古場が家ということ。
生徒も下は5歳ともなると、あっちフラフラこっちフラフラ、気が付けばひっくり返っていたりして。
まあオンラインだし、家だし、そこは仕方ありません。
でも、ただ放置するのは嫌なので、そこも「オンライン用」の対応が何となく見えてきました。
道場では生徒の事がよく見えるからこそ「正しい事」を伝えようとし過ぎやすい(日本語がヘン)。
でも、オンラインでは、より流れ重視の稽古になります。
やれ体の動きや、やれ軸がどうだ、など馬鹿親切に説明出来てしまうのが空手の稽古の良い所。
その反面リズムを無くしやすいというリスクがある。
面白いもんで、流れを止めると頭で考えだす、すると動きが止まり出来なくなる。
以前も言いましたが、体を動かす事で経験を活かし、想像力を働かすことも出来ると思うのです。
オンライン稽古の強みはまさにここ。
流れに乗って体を動かし、気付いたら体で覚えている。
そんな稽古を通して「体を使った稽古の大切さ」を今一度生徒と確認したい。
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