気持ち悪いけど、本当は素晴らしいコト!
型をやる。
1人でやれば出来る子が、周りに人がいると出来なくなる。
出来ているのに、周りの子の間違った動作に合わせてやり直してしまったり。
出来るのに、周りや私の顔を見たり。
まあ気持ちはよくわかる。
それで、何度も指摘するがなかなかな出来ない。
でも、こういうのって長期戦が自然で丁度良い。
もしも、本人が理解していないのであれば、そう伝えてあげれば良い。
本人が認識している、それが癖ってわかっているのなら一先ずそれで良いと思う。
理由は「自信がない」。
何となく「自信がない事は良くない」って思いがち。
でも、上手くいかない事実、結果に気付く事、それに癖を治すのは簡単じゃないって事を身をもって経験出来ている現状は本当は素晴らしい事!
自信って、何かを達成した結果についてくる。
ただ、自信を掴んだことのある人だったら「達成するまでの過程にどう向き合っているかって事も大事」と理解出来るのでは。
課題や癖が理解出来ている事もそうだし、それに向き合っている、って事にも自信のヒントは隠れているはず。
丁度、砂で作る山の様に、細かい自信で土台を作り、それを繰り返す中でやがて気付いたら大きな自信を築けるようになっていくのだと思う。
時間が掛かっている事、中々上手くいかない事に胸張って欲しいのだ。
気持ち悪いかもしれないけど、それもまた向き合っている証拠。
向き合っている事実は褒める事だし、褒められるべき事。
勿論、それに結果が伴えば尚更良いのだろうけど、結果を急ぎ焦り過程がないがしろになるのであれば現状に向き合うことすら出来なくなる。
「自信持っていけ」って他人がよく言うけれど、ホント自信だけは自分で掴むしかない。
自信のある人、というよりも、自信の掴み方を知っている人は自信のある素振りをすることだって出来る。
今あるチカラを出すには、それ、結構大事。
今年の夏休みに子供達に伝えたいテーマの内の一つだ。
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