心境の変化はあってもやることは変えない
二月表示のカレンダーをめくると、もう最後のページ。
「相変わらずよくわからない絵だなー。」
毎年同じ業者から頂く同じ様なデザインのカレンダーを紐で吊るしながら、そう思ったのがついこの間の様に感じる。
テレビのCMや近所の大型スーパーも、とうとうクリスマス商戦をうたい始めた。
何となく世の中が浮つき始めたのとは裏腹に、道場は程よい緊張感に包まれている。
さあ、大会本番まであと数週間。
マラソンで例えると、中間を超えたくらい。
疲れも溜まり自分と向き合うキツさを知り、まだゴールまでの距離が長く感じる時。
つまり、まだまだ沢山稽古しなきゃいけない。
でも、結果への不安が押し寄せる今が一番キツイ時期じゃないかな。
今回は型なので、体力的にはそんなにキツくはないと思う。
でも、精神的に弱れば体力だって消耗するもの。
やがてゴールが近づいてくれば一気に気持ちは楽になり、ラストスパートをかけることが出来る。
今が踏ん張りどころ。
個人差はあるだろうが、恐らく20日頃から稽古で積み上げた自信が背中を押してくれるだろう。
今までそれなりに稽古してきた生徒は、自分と向き合った揺るぎない事実に自信を持って、引き続き一つ一つの稽古を積んで欲しい。
歩みを止めると頭が働く、すると不安が稽古した事実さえ揺るがしてしまう可能性がある。
今まであまり向き合えなかった、もしくは出場自体をまだ悩んでいる生徒もいると思う。
なかなか満足に稽古参加出来ない生徒は、やはり不安は大きいと思う。
ただ、何回も言うが、大会は勝ち負けだけじゃない……。
と、長くなりそうなので今回はここまで。
次回、大会出場をまだ葛藤している生徒に向けてまとめますので、よかったら読んでください。
2022/11/11
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