若干不安な三が日
正月三が日、のんびりと過ごさせていただきました。
ここまでボケ~っとしたのは珍しい。
さて、私の中には二つの恐怖症が確認されています。
一つは閉所、もう一つは「運動しない恐怖症」というのがありまして。
アラバマに行って以来、運動と私はずっとセットで暮らしてきました。
ちょっと体を動かさない日が続くと「体調を崩すんじゃないか」というある種の恐怖心みたいのが私の中で芽生えたのが内弟子時代。
その年は、5月の全米選手権から始まり、カナダ大会、夏には他流派の大会と、どの大会かはうろ覚えですが、兎に角、立て続けで大会がありました。
迎えた11月。
最高師範(師匠)は全日本大会の為、日本へ一週間の出張。
早朝、道場や住まいがあるホームウッドから車で15分程のバーミンガム空港へと私が送迎です。
喜ぶのはまだ早くて、この田舎の空港から30分程のフライトでアトランタ経由で成田に行くのですが、まあトラブルが多いこと。
私も何度延滞をくいらったことか。
だから、アトランタ発成田行きのフライトに合わせるよりも数本余裕を持った便を予約するのが恒例となっていました。
アトランタ発は大体10時半頃、にも関わらずバーミンガム発を早朝にしていたのはそういった事情があるのです。
これもしフライトが遅れ、成田行きに間に合わなくなると、私と最高師範は仲良く引き返すしかありません。
まあ、今考えればなんとセコイ小さな事と思いますが、内弟子ってこんなもんだと思います。
バンザ~イ!
幸い、この時は無事にアトランタ行の飛行機は飛び立って行きました。
さておき、前述の通り大会続き、イコール息を上げる稽古が続いていた私は、ここぞとばかりに「グダグダしよう」と決意したのでした。
生徒が通うクラス以外のランニング、筋トレ、ストレッチに至るまであらゆる運動をしませんでした。
これも、今思えば通常の稽古でストレッチもするし汗は流しているんですけどね。
兎に角、そんなダラダラの生活をして最高師範が帰国する直前、体調を崩したのでした。
なんとも言えないダルさに襲われました。
風邪の症状でもないし、熱は無いし、思ったのは生活リズムの変化がそうさせたんじゃないかって。
因果関係は全くわかりませんが、その時以来「運動しない恐怖症」みたいのが私の中で芽生えてしまいました。
今でもその恐怖はあります。
ですが、あれからもう20年が経ち「そろそろイイだろう」という事で、この三が日はゆっくり過ごす事にしました。
明日から稽古は再開ですしね。
どうしよう、明日体調崩したりして。
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