2023 夏合宿 2日目、午前の稽古
7月16日(日)9:30
午前の稽古スタートです。
マイクロバスで送迎してもらい、宿からすぐのところにある体育館に向かいます。
ここでトラブルが起きた。
小学3年の子が、バスに乗る際に走って転んで左手人差し指の爪を剥がしてしまった。
合宿13回目にして初の怪我人。
こうなった以上、皆で反省して今後に活かすことにする。
さて、稽古は先ず武具から。
今回の合宿では、私の道場では初となるサイを茶、黒帯が使用した。
こちらはヌンチャク。
普段の稽古では扱う事のない初、中級者がチャレンジした。
武具を扱うことで空手や稽古に夢と希望を抱いてくれたらとの思い。
そして棒
こちらは上級の課題になるが、普段の狭い狭い道場ではなかなか思い切り振り回すことが出来ない。
合宿を機にコツを掴めとイイな。
最初は戸惑っていたヌンチャクも徐々に慣れてきたようだ。
どんな稽古をやっても重要なポイントは今まで経験してきた普段の稽古に隠れている。
それに気付くことが大事。
武具には夢があると思う。
特別なものは印象に残りやすい。
でも、稽古の仕方、大事なポイントは普段と同じ。
つまり、武具を扱う中で、大事なポイントに対する理解度が増し丁寧に体をコントロールするコツのようなものを得る生徒は多いというわけだ。
そんな後輩達の姿を上級者はどんな想いで見ているのだろうか。
恐らくは、自身の過去を思い出しているのだろう。
同じような経験をしてきているからこその共感から優しくなれたり、成長した自分に気が付くことでの自信を感じることが出来る!
そんな経験を積んできている黒帯は決して威張ることもなく、心のこもったリードが出来る。
自身の役目や立場を意識することは大事だと思う。
それがコツコツ積み重ねてきたものであれば、ストレスやプレッシャーにはならない。
むしろ、時には自分を奮い立たせてくれたり、時には抑止になったりと、その自信は丁度良いサジ加減で自信をコントロールしてくれる気がする。
さて、ここからはまた組手の稽古。
バッチリ良い稽古をした。
帰りのバスにはこんな笑顔で溢れかえる。
TAGS: 夏合宿・成長・教育・経験・自信 | 2023/07/23
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