宝探しの旅に出た小学一年生!
2006年10月2日はワールド大山空手東京練馬道場がオープンした日。
多くの方に支えられて積み重ねた17年間。
皆様に感謝です。
さて、17周年を迎えたこの日は組手特別講習明けの月曜日。
小学1年生の子が浮かぬ顔で稽古にやってきた。
いつも元気がトレードマークの彼は、クラスでは常にリーダーの意識を持ち、上の学年の子にもテキパキと指示を出せる一年生の中では群を抜くしっかり者。
ただ、そんな彼が落ち込む理由はよくわかる。
昨日の組手を2回とも負けてしまっていたのだ。
内容は悪くなかったがどちらも僅差で負けていた。
加えて、今度の大会には組手と型の両カテゴリーに挑戦する彼は、型の不安もそれに追い打ちを掛けていた。
そんな彼に向けてブログを書いてみようと思う。
きっと彼以外にも共感出来る生徒は沢山いると思うので、チカラになれたら嬉しい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
試合に勝ち負けはつきものだ。
勝てば嬉しいし、負ければ悔しいのは当然のこと。
でも「本気で嬉しいのか本気で悔しいのか?」が大事。
本気で思えるものは素直に受け止めることが出来る。
本気で嬉しければ自信にもなりやすいし感謝とかも勉強出来る。
本気で悔しければそれはチカラに変えることが出来る。
本気で思えるのはいつも一生懸命稽古しているからだ。
稽古している。
頑張っている。
それは立派なこと。
だから受け止めることも出来るし胸を張る事も出来る。
成長の為の大切な経験と思って大事にしなきゃいけない。
簡単な仕組みだけど、これは経験した人にしか分からない宝物。
頑張っている人にしか見つけることの出来ない宝物。
それを見つけることが出来たのは頑張っている証拠。
たとえ今は悔しく悲しくても、宝物は将来のために大切にしなきゃいけない。
それには結果と向き合い一歩前に進むこと。
前を向けば課題が見えてくる。
だからこの先も一生懸命稽古出来る。
ずっと一生懸命出来ればずっと胸を張っていられる。
こんな素晴らしいことはない!
ただ、大変なのは何となく結果は求めたくなるし気になるもの。
だから「これでイイんだ」って自分に言い聞かせなきゃいけない。
言い聞かせられるようにこれからも稽古を頑張ればイイんだ。
俺もそうだし皆同じ。
皆で一緒にがんばろー!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
そんなこんなを小学1年生が私に再認識させてくれた。
そう言えばこんなことの繰り返しの17年間だな。
本当にありがたい。
では。
TAGS: 大会・子供・教育・組手・経験・自信 | 2023/10/10
« 組手特別講習 2023 ロングTシャツ! »
コメントを残す