2024 夏合宿/2日目午前
合宿は5時半の早朝稽古から始まる。
寝起きに合わせて富士山もクッキリと顔を出した。
寝起きなので無表情……。
寝起きでも笑顔の黒帯連中!
宿から芝生のグラウンドまではおよそ15分の散歩。
先ずはランニング。
やはり、高校、中学生の運動部員が圧倒的に強い。
さあ、ヌンチャクと棒にわかれて稽古開始。
昨日の復習を行った。
そろそろ自分の癖、型のポイントが見えてきたかな。
東京練馬と江古田、初級と上級、子供と大人。
普段はなかなか触れ合うことが出来ない生徒達。
だけど、この頃には皆打ち解けて合宿に「まとまり感」のようなものが出てきた。
朝食後はしばしのリラックスタイム。
9:00 午前稽古 スタート
棒とヌンチャク
2時間の稽古を終えて、今回は徒歩での寄宿。
通常はバスでの送迎になるけど、今回は他団体との関係でバスはこない。
山梨とは言え暑い。
今回の合宿で印象に残った内の一つにこの「暑さ」があげられる。
コロナ明けで4年ぶりに開催となった昨年も暑かったが、今年は格段に暑い。
涼さに期待していた、また「涼しい」と経験上体が覚えてしまっていたぶん暑く感じた。
勿論、東京のほうが4、5度気温は高いけど、以前のような「明らかな涼しさ」は感じることは出来なかった。
となると、バスが来ないことに皆ブーブー言うわけだ。
そりゃそうだ。
でも、そんな中で上級者達が「よし、行くぞ!」などの声がそこかしこから聞こえてきた時はとても嬉しかった。
そんな上級者の逞しい姿、存在に気付かされたのも、そして、自然と生徒、過酷さをものともしない力強い笑顔や、花と生徒のような美しい光景に出会えたのも逆境あってのこと。
不安だからやらない。
見えないから見ない。
難しいから挑まない。
嫌いだから切り離す。
そのほうが楽だけど、何も得るものはない。
やれば出来るし、経験して初めて見える世界や、触れる感触、感覚は全て貴重な経験となり成長へのキッカケになると思っている。
稽古の時間も長いし朝も早い。
共同生活を強いられるし、親元を離れるし……。
でも、だからこそ新たな発見が生まれる。
食事一つとっても、普段は何気なく排除する嫌いな食べ物でも、合宿だからこそ食べてみようと思ったり、それこそ食べられることが殆どだ。
さて、宿に戻ってランチ。
皆完食+列をなすおかわりくん達。
感覚的にはもう夕方の気分だけど、まだ午前を終えたばかりなんだよな。
少しずつ生徒の表情と姿にも疲れが見え始めている。
だからこそ、知り得る新発見や、乗り越えた先に掴める自信があるということ。
さあ、ここからが勝負だ!
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