いまを稽古する

大会前だというのにあまり良い内容で稽古出来ていない。
なんてことを言うと、不安を煽っているように聞こえるかもしれませんが、挑戦するってこういうものだと思います。
前に進んでいる、稽古している証拠、ちょっと大げさな表現で言うと試練です。
特に組手に参加する生徒は今が一番しんどい時期ですからね。
ですが、稽古に来てもまともな返事もしなければ、消極的な態度が非常に目立つ。
はい、来ました「ジレッ隊」。
やっぱり経験値と自信、それから成長を考えた時に大会前がカギになる、ということですね。
何かに挑戦するのは本来とても立派なことです。
なのに、稽古のプレッシャーに押し潰されている現状にそろそろ気が付かなきゃいけません。
ココロにカラダが支配されていて、普通に出来ることさえ出来なくなっているのですから。
グチャグチャ考えずにやるしかない。
不安だからナンヤラカンヤラ……、じゃなくて。
やらないから不安なんです。
次第に人のココロは繊細、且つ複雑になってきています。
頭の中がいらない情報で溢れてくると、そりゃいらないことまで考えますって。
明日、未来のことなど誰にもわかりません。
でも、自分が今やるべきことはわかります。
目標がある人、何かに挑戦している人ほどそれが明確なはず、特権でしょう。
時間を掛けて煮詰めたり、先の見えぬ物事を追いかけたりする中で時間、労力、そしてコストも掛かります。
すると次第に尊ぶ気持ちが養われると思うのです。
また、そこにまつわる数々の失敗、挫折等も含めた全ての体験から得られる教訓は、成長への宝箱といえるでしょう。
つまり挑戦から失うものは何一つありません!
生徒、特に子供達には「自信を掴む、胸張ることはとても単純なんだ!」という事を知って欲しいです。
一生懸命に向き合う姿や、頑張る姿勢は秋空の様に清々しくてとても格好良いことです。
不安がある、心配がある、それはそれでイイんです!
日々を大事に「稽古する」それだけです。
いまを生きる。
いまを稽古する。
ガンバレ!!!
☆生徒の皆さまへ
今年も年末恒例の発表会を行います。
12月15日(日) 9:30~11:30
場所は昨年同様「小豆沢体育館」となります。
今年のまとめに是非ご参加ください!
※詳細は来月にご案内いたします。
TAGS: 大会・子供・教育・生徒・稽古・組手 | 2024/10/08
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