色帯大作戦!!

帯の色は階級の象徴です。
上級者になるにつれて、責任感や自信を感じて更なる成長に繋げることが出来れば良いと思います。
当然、それ故のプレッシャーもありますが、だからこそ自身の可能性を広めることが出来ると思うし、何よりも壁との向き合いかたを学べるのが大きいです。
以前も触れましたけど、リーダーって周りは即戦力としての判断で向き不向きを決めたがる傾向にあります。
ですが、こと自分の成長の為ならばリーダーを意識する経験はしておいた方がよいでしょう。
「向き不向き」と「やるやらない」は違いますからね。
生徒達は性格等は関係なく個々にリーダーを意識した挑戦と成長を見せてくれています。
リーダーを意識することは自分を大切にすることにも繋がりますからね。
自分の役目や存在意義を感じることも大事ですし、人から頼られることも生きる活力として大きいです。
勿論、挑戦には失敗はつきものです。
ただ、黒帯も上級者達も皆、ひとつずつ着実な成長を遂げています。
なので、私も含めて皆が同じうような挑戦と失敗を経験してきているのです。
だから、皆の気持ちや状況を十分に理解しています。
つまり、道場全体で皆がリーダーを経験しやすい環境があるということです。
時間と労力が掛かるからこそ、感謝を必ず感じるはず。
周囲と自らを大切にする気持ちが芽生えるのは自然の摂理です。
さて、老若男女が入り混じり皆で生活しているのが世の中というもの。
皆が皆に感謝出来る世の中は究極の理想かも知れません。
「目の前に子供がいるから襟を正す」
たったこれだけでも結局は自分の姿勢がよくなるのですから。
私は意識出来た方がお得だと思いますけどね。
目の前にいてくれた子供、言わば他人に感謝出来るのだから人に優しくなれるはずですし……。
さておき、帯の色の違いは明確な階級の違いです。
世の中もそれは同じです。
ですが、意識しなければそれらは上手く機能しません。
道場での経験を外で活かすのは決して難しいことではないと思います。
1人の人間が自分と周囲を意識して理解を示し、経験を積み、自信を掴み、感謝を覚えて周囲と自分を大切にする。
道場内外で差が出るはずがありません。
と、まあ、私はそんな道場を目指しています。
TAGS: リーダー・子供・感謝・成長・教育・経験 | 2025/03/07
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