アンチョコパラダイス

いつでもどこでも手軽に答えがすぐに出る。
そんな世の中です。
アンチョコパラダイス
(※小学生のために、あんちょことは参考書のこと!)
「こうしたらいい」「ああしたらいい」とか「これはやめた方がいい」などなどなどなど。
何をやるにも一先ず検索したり当てにしてしまうことが当たり前になっています。
勿論、私もそうですが。
答えを知った気になりやすいということです。
例えば、私もナビを頼りに車を運転します。
めちゃくちゃ便利ですが、お陰で道を覚えられません。
なので、覚えていることに期待する自分とそうでない現実との差でストレスを感じることもしばしば。
期待って大きい程にプレッシャーとそれを裏切った時のストレスを与えるものだと思います。
まあ、ナビはさておき、実体験でない限りはあくまでも参考程度に留めておかないと……。
「困ったときの検索」という事で、だからこそ期待を抱いてしまうフシがあると思います。
でも、期待するからこそ上手くいかなかったときのショックもあるわけです。
そんなこんなもきっとストレス社会と言われるゆえんかも知れませんね!?
教育なんか特にそうだと思いますけど、大切に思っているからこそ上手くやりたいと思う気持ちが強いはずです。
ただ、教わる側もいずれは上手くいかない時もあるわけで、そんな時の反省の仕方や取り返し方などのこなし方を学ぶのも大事だと思います。
うまい話しには裏があると言いますが、何でもかんでも参考書やマニュアル通りにいけば苦労はしませんって。
でも、苦労しない分、経験も積めなければ学ぶ事もないということです。
「上手くいかないことが当たり前」なことだらけ。
それが普通ではないと勘違いしやすい世の中だとなんかギスギスしそうで嫌ですね。
失敗を活かさなかったり反省しないのが悪い事。
ちょっと挑戦したり試しました、と。
その結果、失敗して下を向く。
それで挑戦や行動をしなくなる。
それだけは避けたいところですが、そんな気持ちがよくわかる便利だけどある意味困難な世の中になっている気がします。
何事も準備が大事だとは思います。
ですが、頭の中の準備はどこか「ハァ?」と懐疑的に受け止める余裕が欲しいところです。
参考は参考までに留めておきたい。
挑戦(経験)は恐れるものではなくて、積み重ねて活かすものだと思います。
「○○の大冒険」と同じで、山あり谷ありを越えた先に大きな喜びと自信を掴む事が出来るのです。
遠回りした先で掴んだ一番自然で揺るぎない自信は、着実な成長へと繋がっていくでしょう!
それでは。
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