2019夏合宿 初日
まさかの2年連続台風直撃は、かろうじてのがれることが出来ました。
ただ、明日、明後日の天候がとても心配です。
合宿といえば、富士山をバックに広い芝生での早朝稽古は一つの風物詩となっています。
なにせ、いままでの12回は早朝稽古が中止になったことは1度もありません。
ですが、今回は台風の影響もあり、天気予報を見る限り天候は終始不安定のようです。
そんな不安を抱えたままバスは練馬を出発したのでした。
特に大きな渋滞もなく、ほぼ定刻通りに宿に到着しました。
さあ、今年の合宿最初の稽古が始まります。
先ずはヌンチャク。
対人での稽古が難しいヌンチャクを、壁相手に実際に当てることで、距離や感覚をつかみます。
今回の合宿では、皆でヌンチャクの型を1つ覚えます。
休憩をはさみ、後半は顔へのパンチの仕方と対処法です。
どうしても、空手イコール顔へのパンチは無し、と思われがちですが、それはあくまでの組手の試合のルール上でのこと。
顔は必ず守らなきゃいけない。
でも、顔への対応はわからない。
これでは護身にもならないし、空手そのものの意味がないと思います。
世の中、失敗出来ない場面はあると思います。
護身なんかがそうです。
それは顔へのパンチも同じで、顔にパンチをするということはする方もされる方も、失敗が出来ない緊張感を学ぶ事が出来ると思うのです。
2時間半の稽古が終わり、帰りのバスは何となく充実感で溢れています。
天候の都合で今年は初日の夜に花火。
部屋に戻ると、中高生、受験生を中心に勉強会が行われます。
初日が終わりました。
順調です。
黒、茶帯のリーダー達がよく頑張っています。
そのリーダーの言うことを聞かずに数名が怒られました。
今回のテーマは武具の基礎と顔へのパンチです。
二つ共に扱いに失敗があってはいけません。
親元を離れた共同生活は普段と環境が全く違います。
違うからこそ自分の可能性を広げることが出来ると思うのです。
でも、それは意識によります。
普段と違う環境と稽古から、緊張感を感じ学んでくれたら良いと思います。
おやすみなさい。
TAGS: キッズ・リーダー・夏合宿・成長・教育・経験 | 2019/08/15
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