3年ぶりのTNカップは発表会をプラスして型で勝負!
今年もいよいよ終盤に突入した。
この2年間イベント事は全く行えていなかった。
「今年は絶対に何かやりたい」と、新年早々にそう思っていた。
毎年のことだけど、夏が終わると月日の流れが一気に加速する気がする。
ともすると、今年も何もしないまま終わるんじゃないか?
そんな不安を抱いた人もいらっしゃったと思う。
新型コロナが世の中を一変させてから3年目。
今年が一番酷かった。
幸い、道場でのクラスターは起きてはいないが「コロナにかかりました」という生徒からの連絡が絶えなかった。
生徒のモチベーションと経験を考えたら、そりゃイベントはやったほうが良いのは決まっている。
ただ、何でも、環境と状況を欲や得が超えてはよくないと思っている。
成長の可能性や経験値を考えると、「限りある時間」って事も心を揺さぶる大きな要素だった。
でも、実際に苦しんだ生徒やそのご家族の事を考えると、なるべく安全に。
やはり「安全第一」を優先させてきたし、それはこの先もずっと変わらない。
それに、普段と違うイレギュラーな事が起きた事で、イメージを膨らませたり知恵を振り絞ることも出来るし、結果的に普段とは違った経験が出来るのだと思う。
さあ、前置きはここまで。
そんなわけで、11月の後半に大会をやります。
安全を考えると、大人数は避けたい。
組手は相手と密着するし、息はあがるし適当ではない。
そもそも組手の稽古はずっと出来てはおらず、今じゃない。
少人数のグループに分けた型の大会、折角なので発表会も追加でやってしまおう、となったわけだ。
私が単独で型の大会を行うのは初めてのこと。
全国的に見ても、型への意識と知識は正直言って低い。
以前ショックを受けて以来、いつかやってみたい試みの内の一つだった。
明確な採点ルールを確立して、生徒のみならず生徒の保護者含め皆が納得して、理解を深めレベルを上げて成長に繋げたい。
ずっとそう思っていた。
普段の稽古では、型自体を掘り下げて追い込んだ稽古はしない。
型の為の稽古ではないからだ。
稽古は3つの要素(基本、型、組手)で成り立つが、型はその内の一つの要素にすぎない。
ただ、組手と違って型は完璧を求めることが出来る。
型を追求するのも勿論ためになるし面白い。
大会が何か?
発表会ってなんだ?
演武って何?
型を深堀りしてどうなる?
何処まで出来るか?
上手く出来るか?
自信がない……。
様々な不安や疑問があると思う。
だからやってみるのだ。
やってみて「?」を「!!」に変える。
変化の先に成長があると思う。
あと一月半後の成長をとにかく楽しみにしてほしい。
イベント、発表会もこの2年間ずっと我慢してきた。
今回それを爆発させようと思う。
是非ご期待ください。
TAGS: 型・大会・成長・生徒・自信・道場 | 2022/10/17
発表会を開催することを決めていただいて、ありがとうございます。いつものお稽古と違うことをする経験を通して、本人達のモチベーションが上がるきっかけになることを期待しています。
とても楽しみにしています。
イベントが開催出来るのも皆様のご理解とご協力あってのことです。感謝しております。