2023 特別護身講習×発表会《発表会上級編》
いよいよここからは上級者。
緑帯の演武から。
緑帯と茶帯の上級者には武具を使用した型とテイクダウンを披露した。
上級者は他の帯と違って、自身の演武や型の他にリーダーシップ当で自信は得られるとの思いと、時間的な都合で板割りは行わなかった。
だが、「割りたい!」と多くの意見があり、次回はバシバシ割ってもらうことを約束する!
上級者になれば、やる事と出来る事を知っている。
それがチカラに表れている。
演武も小学3年の子が自ら手を加えて正に「演じてくれていた」のが印象的だった。
これは余裕がなければ出来ない事。
今回も良い見本となり存在自体に感謝出来る。
もう一つ。
今までの彼等の印象は「消極的」だったり「動揺しやすい」だった。
1人は小学5年生ともう1人は中学1年生。
だが、今年を振り返ると、普段の稽古から夏合宿、それから先日の全日本大会と彼の成長は目覚しくて今回は自らの演武以外にも、皆がいる前での積極的な発言や行動が目立つようになってきた。
恐らく今回初めて彼等を見た人は彼の印象を「積極的」と判断するだろう。
自身で自身の変化に気付けばそれが自信となり成長に繋がると思うけど、他の人から見ての変化を感じる事が出来ればそれは更に自信と成長に繋がると思う。
さあ、茶帯。
型から演武を行った。
普段の稽古からいつも本当によくやっている。
彼等の姿勢、態度は正に模範といえる。
本番数日後に初級者の母親からお礼の言葉を頂いた。
「茶帯の○○さんにお世話になりとても感謝している」との事だった。
後日そのことを茶帯本人に伝えると、とても喜んでいた。
これも互いの感謝で、やはり皆が一堂に会する機会だから出来る事の素敵さだと思う。
最後は黒帯。
型から演武。
さて、恐らく今回で26回目(??)を迎える発表会だが、会場を借りて行うのは今回が初めての試みで、ずっと狭い東京練馬道場でギュウギュウになりながら行っていた。
ただでさえ狭い道場に40人程の生徒と、そのご家族は道場内に15名程。
後は外からの見学で実際に我々が動けるのは5メートル四方もないとてつもなく狭い空間だった(ギャラリー参照)。
ずっと広いところでの開催を夢見てきたが、よい機会に恵まれなかった。
だが、こうして広いスペースで行う事の意義はやはりあった。
単純に思い切り出来る事や見やすさもあるけれど、普段の稽古とは違う場所で行えるのが大きい。
特別感や緊張感を味わうのは大事で、印象の残り方が違う。
経験から結果が生じるわけだけど、結果が印象に残るという事は課題も自信も成長も強く認識出来るという事だと思う。
さて、2回に渡り先日行いました発表会の模様をお伝えしました。
ご意見やご感想、ご要望など御座いましたら是非コメントください。
次回は「特別護身講習」の模様をお伝えしますのでご期待ください。
それでは。
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