2024 夏合宿/最終日
今年の合宿もいよいよ最終日。
今回は天候には助けられた。
朝も気持ちよく思い切り富士山の麓で稽古出来る。
ただし、暑い。
コロナ前はここ山梨県の鳴沢村は朝晩が肌寒くて、ともすると長袖か上着が欲しくなるほどだった。
エアコンなんて絶対にいらなかった。
それが昨年来印象ががらりと変わった。
特に今年の暑さは際立っている。
感覚的には東京と然程かわらないし、エアコンなしで過ごすのは無理なはなし。
参ったな、ホントどこに行っても暑くって……。
さて、今朝も5時起きの朝ン歩から。
今朝のランニングもやはり運動部員が強かった。
この合宿のランニングだが、今も昔も必死に優勝を目指して走る生徒もいれば、ただダラダラ走っている生徒も歩く生徒もいる。
今朝の稽古もヌンチャクと棒の型。
最後は、棒チーム VS ヌンチャクチームで型を見せ合った。
宿に帰り朝食前には荷造りと部屋の片付け。
子供たち同士、リーダーが中心となって協力し合っていた。
稽古も掃除の片付けも笑顔は大事。
さあ、今年の合宿最後の稽古だ。
先ずは技の確認。
組手で試す。
先輩たちの巧みなリード。
さあ、合宿の〆は3日間かけて身につけた型を棒とヌンチャクにわけて披露し合った。
披露し合うから互いに意識してチカラを入れる生徒もいる。
合宿最後だからと全力で出来る生徒もいる。
そうかと思へば、あまり普段と変わらず淡々とこなす生徒もいる。
その淡々が全力であれば文句ない。
ただ、何となくこなしてしまうのが癖になっているのだとしたら、そのうち、黒帯になる時にでも一歩踏み込んで稽古した時に感じることが出来る大きな自信を味合わせてあげたいなー。
最後のランチ。
今年は絶品ハヤシライス!
食事も、合宿という特別な機会だからこそ、普段は簡単に残してしまう例えば野菜なんかもちょっと踏み込んで食べてみる生徒もいれば、嫌いなものを嫌いでいる自分をアピールしようとして向き合えない生徒もいる。
ランニングも稽古も食事も掃除も皆繋がっているんだ。
!!!
13時過ぎ、バスは宿を離れた。
出発して間もなく、殆どの生徒たちはそれぞれのスタイルで眠りについた。
!!!
さて、今年の夏合宿も無事に終了することが出来た。
合宿という特別な機会を通じて特別な可能性を知り、特別な経験を積む。
今年は全部で48人が参加した。
48人が織りなす一つ一つの瞬間は、とても貴重で実に味わい深く、どれもこれも印象深い。
稽古が不安。
親元を離れるのが心配。
バスが不安。
なんやらかんやら不安も心配も多々あっただろう。
でも、皆良くできた。
「こんなものだ」とわかったと思う。
挑戦する潔さ。
経験の偉大さ。
自信の強さ。
なんとなく理解してくれたら嬉しい。
感謝の幅も広がったと思う。
中でも親のありがたみが良く理解出来たんじゃないかな。
合宿って本当に素晴らしい!
さて、こうして皆が無事に楽しく貴重な経験を掴むことが出来たのも皆さまのお陰です。
もうかれこれ30年近くの付き合いになりますかね、毎度この上ない素晴らしい生活と稽古環境を提供してくださる「森の家 久野屋」さん。
そもそも「久野屋」は、私が大学サッカー部時代(恐らく2年生の時だったと思いますが)に、私が何故か合宿の宿を探す係りとなり友人数人と授業をサボって下見に来たのがきっかけです。今は社長になっているのかな?当時は「専務」と呼んでいた当時の担当者が私と同い年で意気投合したのが大きいです。当時バーベキュー施設を兼ね備えた宿はとても珍しかったわけですが、まあ実際食べてみたら野菜がとにかく美味しい。その後、4年生までお世話になるほど気に入った宿でした。その後、まさかの空手家と変貌を遂げたわけですが、2006年に道場を出した際には既に合宿は「久野屋で」と決めていました。
毎度、信頼のおけるバス会社を紹介してくださるニュー埼玉ツーリストの中島代表。
快適且つ安全に運行してくださった「入間中央交通」のドライバー成田さんと吉田さん。
ご理解ご協力いただいた生徒のご家族の方々。
そして実際に合宿に参加した生徒達。
本当にありがとうございました。
追伸:次回、合宿のソーカツを書きます。合宿ネタが続きますが、是非ご覧ください。
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