今年もありがとうございました。
2021年も昨年同様に何も出来ない一年でした。
昨年はオンラインという新な試みがあったのでまだしも……。
「なるようになる」という言葉があります。
このコロナ禍において、こんな捉え方をしました。
与えられた状況内で生きろ、と。
生活していて、状況や立場、置かれている位置や環境、それらを把握する事って大事だと思います。
それが一番自然に振る舞える、つまりストレスの無い状態だと思うのです。
勿論、時にはリスクを追っての挑戦や、欲も必要かもしれません。
ただ、同時に絶対失敗出来ない事もあるし、そこは知恵を出し備えをしておくべきだと思うのです。
それにはやはり現状の把握は必要です。
生徒は気付いていると思いますが、稽古と全く同じなんですよね。
こんな状況の今だからこそ「現状把握」について触れやすいだろうし、そこから「自分と向き合う」ことに結び付けて稽古してきました。
いつしか今年一番の稽古テーマになっていました。
生徒の反応と表情を見れば、恐らく伝わっていると思います。
多くの生徒が成長の変化を見せてくれことは嬉しい限りです。
さて、今年もあっという間でした。
そんな中、コロナ禍だろうが何だろうが、お構いなしに、気が付けば桜が咲き、蝉は鳴き、葉っぱは色付き、あれよあれよと南の空にはオリオン座が輝いています。
生徒も、飽きた顔、焦る顔、悔しい顔や、落ち着いた顔、自信を掴んだ顔、嬉しい顔、成長の顔。
状況に応じた自然な表情を見せてくれています。
なるようになっています。
なんやかんや、また一つ感謝の幅が広がった気がします。
いつも、ご理解とご協力をいただいた保護者の皆様、ありがとうございます。
自然な変化をみせてくれる生徒達、ありがとう。
一年間、大きな事故も怪我無く稽古出来たのは皆様のお陰です。感謝致します。
一年間、病気無く、健康で生活出来たのは家族、特に妻のチカラは絶大。ありがとう!
来年も、与えられた状況下で精一杯頑張っていこうと思います。
よろしくお願い致します。
それでは、良いお年をお迎えください。
ワールド大山空手東京練馬 高橋真次
2021/12/31
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