より高く、より広く、より深く、より美しく
明けましておめでとうございます。
今年の稽古は「組手」がカギになる。
ここ数年ずっと出来ていなかった組手を今年は再開したい。
組手の稽古が始まれば自ずと緊張感と集中力は増し、質は上がる。
立ち方、技、型、自身の空手に対する知識、経験はより広く、より深くなる。
それなりに正しい稽古をしていれば、構や技は格好良くなるもの。
加えて組手からイメージが鮮明に湧くことでキレが増す。
より正確性を求めることからもより美しくなっていく。
不慣れなことへの戸惑いはあると思う。
特に中、上級者は今まで培った自信が一度揺らつくかも。
ただ、その浮き沈みこそが成長のリズムだし、どちらかというと「沈んだ時に多くを学べる」というのは経験済みだと思う。
その先をイメージして乗り越えて、また大きな自信を掴みリズムを整えてほしい。
さて、「より広く」といえば、組手の話とは別に、もっともっと色んな人に空手を伝えたい。
これはいつも思っていること。
ただ、ここ数年は「生徒の成長」にフォーカスした稽古作りに終始していた。
より高く、広く、深く、美しく、とは勿論私が先陣を切り生徒達をリードしないといけない。
生徒の成長へのフォーカスは当然変わらない。
ならば尚更、稽古を深くする意味でも、もう少し広いニーズを対象に稽古を組んでいきたい。
もう一つ。
「より美しく」での別件になるが、道場の看板を綺麗にしたい。
東京練馬道場の看板は16年、江古田が14年。
ずっと暑寒雨風にさらされ続けながらとてもよく頑張ってくれている。
ホント、可哀そうなぐらいに。
ガンバン……カンバル……??
看板は頑張っちゃいけないのよね。
さておき、美しくなることをイメージして今年の課題に挙げておこう。
さあ、何はともあれ宇宙の様に高く、広く、深く、そして美しく。
2023年はそんな道場を目指して一生懸命稽古して参ります。
どうぞよろしくお願い致します。
ワールド大山空手東京練馬 高橋真次
コメントを残す