とても良い景色が見えた初夏の昇給審査
梅雨から解放されたような青空のもと、昇給審査が行われました。
今回の審査でも成長と課題が明確に出ていましたね。
中、高学年の小学生達はそれが把握出来ていたのではないでしょうか。
低学年と幼年の子は何となくの感覚や印象は残ったと思います。
それで十分ですし、将来への大事な経験となるはず。
あと数年もすれば、物事の理解度が増して、自然と自信を感じる時が出来ると期待しています。
その時に今の経験が役に立つ。
なんでしょう、料理の下味みたいなものでしょうかね。
さて、今回はそんな小学低学年と幼年の子、それと中、高学年の小学生達のやり取りに注目します。
皆で初級の型をやっている時でした。
小学低学年、白帯の子が何度も同じミスを繰り返していました。
ともするとこんな時は「おいおい」とその子を責めたくなってもおかしくない状況です。
でも、上級の子達はその子を勇気づけようと、更に一生懸命に型を取り組んでいました。
丁寧に指摘してあげる子もいました。
皆とても格好良かったです。
低学年の子がふざけているならまだしも、その子は一生懸命やっています。
誰かを責めたり、否定するのは簡単ですが、理解を示す、もしくは理解しようとすることって大事だと思います。
そんな優しさというか豊かさって経験から培われるのではないでしょうか。
上級者達は皆、白帯の時に同じような経験をしてきている、だからその子の気持ちや状況が理解出来るのです。
そんな経験を繰り返していれば、物事を淡泊に捉えることなく、理由や本音、仮説に至るまで懐の深い発想から発言や行動がとれるようになると思うのです。
今日も良い経験が出来ました。
生徒達のお陰です。
感謝!
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