2022 発表会&型大会 まとめ
晴天だが肌寒い。
11月下旬らしい天候の中、発表会と型の試合が行われた。
イベントは2019年11月に行われた秋の発表会以来の3年ぶりとなる。
型だけの大会は初の試み。
「どうせなら発表会も付けてしまえ!」となったわけだ。
迷惑な新型コロナには変わりはない。
だけど、それが無ければこのイベントの発想は恐らく無かっただろう。
お陰で「型」の可能性と重要性を認識出来た。
さておき、まず最初にお詫びしたい。
今回の「発表会&型の試合」だけど、私の時間配分と参加人数の予想が甘く演武や板割りを削ったり、グダグダと長引いてしまったのは申し訳ありませんでした。
上級の部は途中で試合数を減らすことも考えましたが、初のイベントに「やってみたい」という私のワガママを通してしまいました。
ですが、お陰様で次回に向けてより良いイベントを行うための対策がイメージ出来ました。
参加してくれた生徒。
ご見学頂いた方々。
そして手伝ってくれた黒帯。
皆様のお陰で無事に第一回の「発表会&型の試合」を行うことが出来ました。
心より感謝致します。
さて、試合を総括すると、皆最後までやり遂げたのは立派だった。
途中間違えても、動揺とプレッシャーに負けず自分のチカラでやり切った事は練習を頑張ったからこそ出来るもの。
全員胸を張って欲しい。
振り返れば出場をどうするか葛藤した生徒も多くいた。
色んな理由を口にしていたが、結局は「自信がない」ということに集約される。
自信がないとあちこちから様々な言い訳を探してきてしまうもの。
でも、そんなことしていたらキリがないし、大切な経験を得る機会を失ってしまう。
逃げる癖だけは避けたいところ。
大事なのは機会に対する捉え方を経験を積んでいく内に確立することだと思う。
当初私は50人程の参加者を予想していた。
でも、最終的に参加したのは76人と、私が開催したイベント史上最多人数だった。
そんな中、一番多く参加したのが上級者だったことが本当に嬉しい。
やっぱり上級者が稽古の仕方や、機会の捉え方は理解していて欲しいもの。
部活やテストや仕事やら、型に対する自信のなさへの言い訳は一番しやすいのが上級者。
なのに、多くの生徒が参加して、稽古もとても頑張っていた姿は敬意を表したい。
皆、癖に気が付くことが出来た。
癖はなかなか直らない、そう気が付けた。
でも、意識している内に癖が直ることにも、また、たとえ治らなくても向き合う事で胸を張れる。
癖は急いで直そうとするよりも、上手く付き合っていく事が大事。
なんとなくでもそう気が付いた生徒は多くいたと思う。
どちらにせよ、成長のきっかけには十分なった。
今回の結果と課題を意識して、また同じ様な機会に挑戦する。
そこで成長を認識、実感することが大事。
大きな自信になるからだ。
そんな事を繰り返していくうちに機会に対して葛藤が無くなる。
そうこうしている内に、経験と自信を掴む癖がつく!
私がイベントに最も求めるもの、期待するところだ。
逃げちゃいけない時と逃げられない時がある。
咄嗟の対応を迫られる時だってあるだろう。
そんなピンチの時、立ち方を決めて肝を据えて立ち向かわなきゃいけない。
言い方は大袈裟かもしれないけど、決して大袈裟とは思っていない。
そんな事にも繋がっているんじゃないかな。
TAGS: チャレンジ・大会・成長・発表会・経験・自信 | 2022/12/01
いい経験をさせていただきありがとうございました!
師範の演武も最高でした!!子どもたちもめをかがやかせて見ていました。きっとあの姿を見てみんなまた新たな目標へと向かうことができるのでしょう。親も本当に勉強になりました。本当にありがとうございました!
こちらこそ本当にありがとうございました。
大会後に皆良い表情で稽古に来ていたので一先ず安心しています。